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資産運用ブログです。年間50冊以上読む自分が投資関連本の良書を紹介していくブログを目指します。

投資家は経済の役に立っているのか?

投資家って切り口を変えると倹約家だと思います。人並み以上に節約上手と言うか・・・

そして節約と言うと世間では美徳とされて浪費家の国民は見習えというような風潮な感じなわけです

国民中が浪費家だったらそれはもう・・・大変なわけですが美徳とされている倹約家だけで国民が形成されたらその国はいったいどうなってしまうのか?

麻生内閣が目玉にしている2兆円規模の家計支援策。我が家に例えて言うならば1.2万+1.2万+2万+2万=6.4万円になる予定です(まだ決定には程遠そうですが)

これをどう使おうが国民の勝手なわけですが投資家に限ってこんな時に「どの投信を買おうかな?」とか「どの株を買おうかな?」って行動になりそうです

A社の株を買うってことはA社の商品やサービスを買うわけではないのだから売り上げにも当期利益にも残りません。ただの評価額の蓄積です。

今現在もっとも重要なことはモノの売買などによって停滞した経済をグルグル回すことですからもらったカネは残さず浪費してあげたほうが自民党も浮ばれるでしょう?

清貧の思想は個人(ミクロ)には美しい響きですが経済(マクロ)では歓迎されないのです

ぜいたく品を買うすべての人々は貧しい人々の生活を支えているが、守銭奴は彼らを貧苦のうちに死なせている。

ラフマス

「娯楽、豪華な催し物、凱旋門など」は、それに関わる費用が酒屋、パン屋、洋服屋、靴屋の収入となるから、やるべきである。

ペティー

浪費は、個人にとっては損害をもたらす悪徳であるが、経済活動にとってはそうではない。
貪欲は、個人にとっても経済活動にとっても悪徳である。

バーボン

皆が支出を増やせば、全員の所得が拡大してもっと豊かに暮らせるであろう。

ケアリ

貯蓄は個人と社会を富ませ、消費は両者を貧しくするという主張は、紙幣愛こそ経済的幸福のみなもとという考えから出ている。しかし、このような主張は支持しがたい。過度の貯蓄は社会を貧乏にし、労働者から仕事を奪い、社会全体に不況をもたらす。

ホブソンとママリー

過度の貯蓄は消費を抑えて生産意欲を損ない、富の蓄積を止めてしまう。そのため、一国にとっては有害である。

マルサス

各家庭にとって思慮深い行動(貯蓄)はほとんどいつでも国家全体にとっても思慮深い行動である

アダム・スミス

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株式手数料が安すぎる弊害

へい‐がい【弊害】
害になること。他に悪い影響を与える物事。害悪。


昨日たまたまラジオを聴いていて知ったのですが中堅証券の顧客の9割は70歳以上のお年寄りなんだそうです
さらには大手証券会社も7割が70歳以上の顧客みたいです

だから証券会社の支店を覗いてみるとお年寄りの方々が株価ボードを見たり日経新聞を読んでいたりする光景があるんですね?

ネット証券に比べて電話や対面での売買をする店舗型の証券会社はコストが高いです。人件費や手間が多いのでコストが高いのも当然ですね?
システム障害の多さが問題になっているネット証券会社が安すぎるってことも考えられます

コストは低ければ低いほど良いのか?
行き過ぎる方向には必ず弊害が起きるのが世の常なので考える価値がありそうですね?

日本で低コストの売買が出来るようになったのは金融ビッグバンが起きてからです
そのビッグバンと言う言葉はイギリスのロンドン証券取引所から来ているそうですがビッグバン以前のロンドン株式市場とウォール街の比較をしてみます

  • ウォール街に比べてロンドンは庶民が近づきがたいものになっていた
  • ブローカーの高いコスト、大蔵省に納める移転税が証券売買に金のかかるものになっていた
  • ウォール街は手数料の安さから値上がり益を求めた売買が一般化された
  • ウォール街では投機が日常化されやすい
  • ロンドン市場では投機が制約され証券からの将来の配当のために証券を買う行動が普通
  • イギリス人は配当所得のために長期の投資をしていた
  • アメリカ人は値上がり益を求めて短期の売買をしていた
※ケインズ「一般理論」を読む から参照

これを見ると必ずしも安ければ良いと思えるのは実際に買う個人投資家の話でありミクロな話
これを全体で見るマクロ(巨大なもの)で覗き込むとまったく違う顔が見えてきます

コストには国内株式のギャンブル市場化への抑止力などそれなりの効果があったりします
人間は一度味わった贅沢からはなかなか抜けられません
ここまで下がった売買手数料を引き上げるなんて国が決めても顧客流出を抑えるために証券会社は反対するでしょう

ただ配当減税(証券税制の優遇)で景気対策は効果ないし株価対策にもならないような感じがして仕方がない
それなら配当(インカム)を減税した分は値上がり益(キャピタル)を増税したほうが帳尻も合うし結果的に良い効果が生まれるんじゃないかとも思います

空売り規制より値上がり益を増税したほうが投機資金の必要以上の流れを抑えられるんじゃないかな・・・とね?

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羊、吠える

狼の血筋じゃないから
今日も羊の声で吠える
「馬鹿みたい」と笑う君に気付かぬ振りしながら
少し憎みながら
深く愛しながら

羊、吠える Mr.Children

前回の記事チェンジ・ザ・ワールドの続きです

最近の流れは閉鎖的だった国内の株式市場がバブル崩壊で外国人投資家が買いやすい水準と企業同士の持ち株を売却が進んだことで一気に株主の構成がひっくり返りました

その結果、アジアモデルと呼ばれる大企業型資本主義から米国型と呼ばれる市場原理型資本主義に急激にシフトされる・・・これには現在も馴染めずにひずみが生じているところもあるのではないでしょうか?

個人的な考えだと大企業型資本主義は内弁慶な感じがします。ローカルルールな部分があるのでグローバル化された経営には向かないしそもそも外国からは理解されない!

企業にとても社員の終身雇用を約束してきた時代はどうしてもB/Sに厚みが出てしまうのでROEを重視する外国人投資家には『無駄』と投資を避けられてきた投資地域だった気がします極東は・・・。

最近はグローバル化が否応なしに進んできたので経営者もROE重視の発言を聞く機会があるけれど・・・どうなんでしょう?
日本の低ROEが世界水準に近づくためには無駄な部分の福利厚生カットや産業の変化が必要です

ハードウェア産業はコストが掛かるのでソフトウェアの産業ばかりを採用して
モノ作りは人件費の安い場所で生産して利益率の低い事業は本体から切り離す・・・。
本体はシステムだけを必要とし必要最小限の人数で会社を動かす。機械化され人が余ればリストラと・・・。
これって何か大切なモノまで切り離してしまう気がします。

これは米国の得意としてきた最近の流れです。
それを日本は真似してきました。自分の持つ得意分野が何であったのかを見失ったまま・・・?

ザックリと考えてサービスの充実があるからこそ実現できるのだから市場原理型資本主義は大企業型資本主義よりも進んだ資本主義のカタチだと思います

だけれども市場原理型資本主義が完璧な答えかどうかはまた別な話で今回の不況もこう言う流れに行き過ぎたところから出た暴落と市場原理の崩壊だと思います。

以前に世界規模で暴落が起こったときも行き過ぎた市場原理があったようです

1929年は教科書にも登場する世界恐慌

1930年代の不況真っ只中に登場したのがケインズの『一般理論』(1936年)。古典派の経済政策が世界恐慌時にまったく対応できない経済学だったことに対する批判的な内容です
世界恐慌も遠い話の頃になるとケインズの一般理論は通用できない部分が出てきて古典派の経済学が主流になってきたけれど最近はまた一般理論の不況理論(?)が必要になってきた時代になりました

それよりも気になったのがケインズは活気に沸いていた1926年に『自由放任の終焉』を発表していたこと・・・これは不安定な市場経済制度について書かれていたみたいです(まだ未読)

ケインズの政策の象徴的なところは市場に任せずに政府が積極的に介入するところでしょうか?かなりザックリ言うと・・・。
古典派は失業者がゼロの場合だけに通用する『特殊』な理論でケインズはそこを批判する意味で『一般』理論と名付けたんでしょうねぇ?

いろんな制度をいろんな角度から見て気付いたことは完璧な答えはないってこと

そして知ったことはこの世に絶対という言葉は絶対に無いんだなぁ・・・と

結局はバランス感覚が大事なのかも知れないし自分に合うとか合わないとか感覚な部分も制度を選択するのに重要な感じがします。たとえそれが世界の流れであろうと自分のアタマで考えないと都合の悪いことを押し付けられる場合もあったりします

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チェンジ・ザ・ワールド

ポスト産業資本主義の時代の最大の特徴は、お金の価値が下がり、代わりに、ヒトの価値が上がる、ということにある

会社はだれのものか 東京大学 岩井克人教授

会社はだれのものか会社はだれのものか
(2005/06/25)
岩井 克人

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そもそも資本主義と言っても資本主義のカタチは多様で答えがひとつって事ではありません
米国型の経営スタイルに馴染めない感覚を持っている人には理解できるでしょ?そ〜ゆ〜感覚は

Wikipediaで資本主義を調べたらいくつかの資本主義が出てきたので簡単に書きます

  • 市場原理型資本主義
    これは見たままアメリカっぽいです(笑)金融や保険などが民間レベルで充実しているので政府主導ではなく市場主導に移行した資本主義の進化したカタチ
    市場がすべて正しい・・・最近はその間違いに世界が気付きました。
  • 福祉国家型資本主義
    北欧モデルと書いてあります。福祉の充実の裏側は消費税をはじめとする税金がとても高いです。親の身としては子どもの学業が破格なのは羨ましい話です
  • 自営業型資本主義
    地中海モデルと書いてあります。市場原理型資本主義と違い金融が未発達な理由もあり政府が強く雇用を保証します。その強い雇用保障は大企業に流れずに結果的に自営業者の増加を促進する。
  • 大企業型資本主義
    アジアモデルと書いてあります。大企業が終身雇用の提供と福祉国家の代行(企業福祉)を促進する。昭和の匂いのする資本主義です。株式市場に外国人投資家があまり来なかった時代の話だから上場企業の長期戦略(終身雇用等)を可能にした。

どこの資本主義にも良いところもあるし悪いところもあります
悪いところを隠し良いところだけを集めるのは不可能です
何かを手にして何かを失う・・・時代は変わったとしてもそこは変わりません

個人的には日本人の良い部分は取り戻したいですね?こんな時代だからこそ・・・ね?

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【効率】いまを生きる【非効率】

最近、車を買い替えました

PALCOMの海外投資塾さんでも
敗者と勝者のゲームさんでもコメント欄でチョコチョコっと書いてあるけれどトヨタのウィッシュです

それにしても最近の車は快適で便利ですね?
指先ひとつでミラーの角度も窓や鍵の開け閉めも何でも出来てしまうし
音も静かで車高も必要なだけ確保されているから下回りも擦らない・・・あれ?

前まではハチロクって呼ばれるマンガに出てきそうな車に乗っていました
ブログタイトルは車遊びの名残りです

思えばハチロクを振り返ると夏はエアコンが効かないし窓はくるくる回さないと開かないしハンドルは重いしチャイルドシートは助手席しか着かないし・・・
効率とは縁の遠い存在でした

ただ更に振り返ると仲間達と缶スプレーで全塗装したり窓全開&アクセル全開(もちろんサーキットです)でドリフトしていたら車内にスズメバチが入ってきて怖い思いをしたりと
非効率だけに数え切れないほどの楽しい思い出ばかりがハチロクにはあります

新しい車のウィッシュには車自体から思い出になるような事ってあるのかな?
昭和の車と違ってあまり壊れないだろうし車が空気みたいな存在となって
これからの車は乗ることが夢ではないし趣味とか楽しむ対象ではなくなっていくと思う。

世の中は快適で便利で効率化していく流れにあるけれど
それらを手にする人間には効率を求める反面、その反面は非効率を求めているような気がする

それは何故なのか自分なりに考えた結果

思い出に残るのはいつだって非効率の頃の出来事だからだ!

胸を揺さぶる熱い感情は空気のような効率の世界からは誕生されないような気がします
この効率を『都市』非効率を『自然』と変換してもいいし『大人』と『子ども』と変換しても通用するかも知れません

何事もない効率的な1日を日記に書くとき今日は何があったのかを思い出すのに苦労しませんか?
これは子どもが夏休みの日記を書くのに苦労するのとはまったく違う現象です

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